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  学術会議

中華日本学会、北京で年次総会とシンポジウムを開催




27日、中華日本学会の年次総会とシンポジウムの開会式の会場。(北京=新華社記者/薛臣)

 【新華社北京9月28日】中国の日本研究者による民間団体「中華日本学会」は27日、2020年の年次総会と「平成から令和へ:日本の発展過程と未来展望」学術シンポジウムを北京で開いた。

 開会式では、中日友好協会常務副会長の程永華(てい・えいか)前駐日大使が基調講演を行ったほか、中国人民大学の顧濤(こ・とう)副校長、中国社会科学院日本研究所の劉玉宏(りゅう・ぎょくこう)副所長があいさつした。

 程氏は、駐日中国大使として外交の第一線で経験した中日関係の発展を振り返り、中日両国は引っ越すことのできない隣人同士であり、中日関係の重要性は一時的な出来事で変わることはないと指摘。長期的に安定し、友好的に協力する中日関係を発展させることは、両国と両国人民の根本的な利益に合致すると述べた。

 また、中日双方は日本の新政権発足を機に、干渉をさらに排除し、揺るがぬ平常心を保ち、両国関係が正しい軌道に沿って長期的に安定するよう共同で推進しなければならないとも強調。そのためには①積極的なけん引による政治的相互信頼の蓄積②各分野の実務協力の深化③力強い人的・文化的交流の持続④地域と世界に対する責任感の称揚-が必要だとの認識を示した。

 今回の会議は中華日本学会が主催し、中国社会科学院日本研究所、中国人民大学国際関係学院が引き受けた。会議は学術講演と分科会も設置し、100人近い専門家と学者が出席した。(記者/邱虹、薛臣)


27日、中華日本学会の年次総会とシンポジウムの開会式で基調講演を行う程永華氏。(北京=新華社記者/薛臣)

27日、中華日本学会の年次総会とシンポジウムの開会式であいさつする顧濤氏。(北京=新華社記者/薛臣)

27日、中華日本学会の年次総会とシンポジウムの開会式であいさつする劉玉宏氏。(北京=新華社記者/薛臣)