日本外交研究室
日本外交研究室
日本研究所対外関係室は日本外交、とりわけ戦後の日本外交および日本対外関係を研究対象として、中国社会科学院の科研補助の重点学科の一つである。本研究室の研究スタッフは以下の 8 名である。呂耀東(室主任、副研究員、博士)、呉懷中(副室主任、副研究員、博士)、劉世龍(研究員、修士)、白如純(助理研究員、修士)、張勇(助理研究員、修士)、呉万虹(副研究員、博士)、龐中鵬(助理研究員、博士)。
今まで、本研究室は中国の国家関連ある部門、中国社会科学院および日本研究所の数多くの重点研究課題を引受け、国家の対日政策決定にも参考助言を提供し、さまざまな学術成果をたくさん発表し、中国国内外の学界に影響を及ぼしている。1995年から2004年現在までの大雑把な統計によると、本研究室は提出した各種の研究レポートが50本ぐらい、単独で完成し専門書が16冊、共著が26冊、論文および各種学術文章などが200本近くある。そのほか、本研究室はまた積極的に対外学術交流を果たし、国内学術シンポジュームを8回、国際学術シンポジュームを6回主催もしくは共同主催し、国内外で行われた国際学術シンポジュームで60回近く報告したことがある。
現在、本研究室が引受けている主な研究課題は、(1)金煕徳を代表者とする中国社会科学院重大課題(専門書):『21世紀初期における地域合作と中日関係』;(2)劉世龍が引受けた中国社会科学院基礎研究課題(専門書):『米日関係』(2003年すでに完成);(3)姚文礼を代表者とする中国社会科学院重大課題:『日本と朝鮮原子力危機』;(4)姚文礼が引受けた日本研究所重点課題(専門書):『戦後の日本安全保障戦略に関する研究』;(5)金煕徳が引受けた日本研究所重点課題(専門書):『冷戦後の中日関係に関する研究』などである。
本研究室の研究スタッフが参加したその他の中国社会科学院重点課題は、(1)『日本軍国主義史の研究』;(2)『21世紀初期における日本戦略調整の趨向』である。そのほか、本研究室の研究スタッフ全員が参加している仕事は、(1)毎年の『日本発展報告』を作成すること;(2)国家、中国社会科学院および日本研究所が与えた各種研究レポートを作成すること;(3)国内外の各機構と幅広く学術交流を果たすこと、などである。