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  中日関係

「老青年」も腕振るった交流年



 昨年は、中日の二国間関係が持続的に回復した年として慌ただしく過ぎ去った。政府から民間まで各分野で、記憶し記念すべき無数の交流が生まれた。このうち、両国の青少年友好交流活動は、その真剣さや盛り上がり、はつらつとした活動ぶりにより、中日関係の改善という一幅の歴史絵巻を鮮やかに描き出した。

  今回は三、四十年ぶりの大交流となったが、その中日青少年の交流を振り返ると、時代や状況の移り変わりに感慨を覚えずにはいられない。と同時に、善隣友好に込められた尽きない力も感じる。

  一昨年の中国人民政治協商会議(各党派による統一戦線組織)の全国委員会で、私と宋敬武(中国人民対外友好協会副会長)、王衆一(本誌総編集長)、劉洪才(元中国共産党中央対外連絡部副部長)、季志業(中国現代国際関係研究院前院長)、孫文清(国務院発展研究センター研究員)の6人の委員は連名で、「新時代の中日青少年の大型交流プロジェクト設立に関する提案」という第3990号政協提案を提出した。

  閉会後、すぐに青年活動を主管する中国共産主義青年団中央の関係部門が文書で返答し、「外交部、中国人民対外友好協会と共に処理するという意見をすでにまとめた」と私たちに伝えてきた。この答えに、私たちは大いに奮い立った。提案が採用されたということだけで喜んだのではない。私たちは、青年期の1980年代に中日青少年交流に参加し、その後もそれぞれの仕事という立場から絶えずこの交流を推進してきた。その「老青年」が再び腕を振るう機会を得たことに、より興奮したのだ。

  実際の状況は、やはり私たちの望んでいた通りになった。両国政府が2019年を「中日青少年交流推進年」に定めるという強力な追い風の下、教育や文化、芸術など多くの分野を網羅した交流活動が次々に繰り広げられた。かつて第11、12期全国政協委員を務めた程永華・前駐日中国大使だけでなく、現在の第13期全国政協委員を務める現在の孔鉉佑同大使も、自ら一線に立って新たな青少年交流を指示、推進した。また提案に加わった宋副会長と王総編集長も、それぞれの持ち場で日本の青少年訪中グループを受け入れたり、中日青少年交流活動を推進、報道した。私自身も国のシンクタンクの一員として、関連する学術交流に関わった。

  過ぎ去ったばかりの「中日青少年交流推進年」を振り返った時、誇らしく語れることがある。それは、私たちはもはや若くはないが、皆が「積極的な推進」と「交流への参加」の二つの意味で果たすべき義務と責任を成し遂げた――ということだ。また、「時代の期待に背くことなく使命を全うした」とも言えるだろう。

  もう一つ紹介したい面白い話題は、王総編集長が近年全力で推進している「中日漢俳」(漢字による俳句・短形詩)の創作交流だ。その多くの素晴らしい優秀作品はすでに漢俳の世界で広く伝わっており、一つ一つ紹介はしない。最後に、宋副会長が「2019年第1回日本大学生訪中団」歓迎会の席で詠んだ句を借用し、この文章の結びとしたい。 春暖好花開 有朋青年遠方来 歓談情満懐  ――美しい花の咲くうららかな春 友人の青年が遠くから訪ねてきた 歓談して胸がいっぱいだ  中日青少年交流が、必ず春の花のように毎年満開になることを固く信じている。

  高洪:第十三届全国政协委员 中国社科院日本研究所研究员